取手で僕と握手!

男、25歳。電話営業マン。起業を企む元無職。取手住み。

「預金封鎖」が、あながち洒落にならなそうなので調べてみた。

ということで、「預金封鎖」って知っていますか?

ざっくり言うと、自分の預金を一定額以上引き出せなくなる。みたいな感じのことらしいです。

 

正直、あんまり自分には関係ないかもと思っていたのですが、あながち洒落にならなそうなので調べてみました。

 預金封鎖って耳にしたことはあるけどね

正直、時々マネー系の雑誌で目にするぐらいだったのですが、体感値で「なんかよく目にするなぁ」と思ったので調べてみたら洒落にならなそうでした。

 

普通のご家庭が陥りそうなポイントをまとめますと

・一定額以上、現金を引き出せなくなる(制限がかかる

・「使える通貨」から「使えない通貨」に換金しなきゃいけない(現金の価値がいきなり0になる

・封鎖が解かれた時に価値が目減りしている(ただ損をする

 

こんな感じです。生活に必要なモノと嗜好品で価格差が生まれたりするんでしょうね。ここでのポイントは商売をする人が有利になるということです。焼け野原状態で人に物を売るので商人は問題なし。

 

問題は、サラリーマン家庭ですよ。直接、相手からお金をもらう副業でもやってないと選択肢が減って、身動きが取りづらくなります。「衣・食・住を自分たちで賄えられるか」がポイントで、持たざるものはえげつない「生かさず殺さず」になります。

 

 

過去、日本で預金封鎖はこうして行われた

預金封鎖に至った背景

簡単に言うと「理不尽な税金をかけるために正確な国民の資産帳簿が必要だった」みたいです。

蔵相(当時) 渋沢敬三氏の証言
“いや、そうではない。
財産税の必要から来たんだ。
まったく財産税を課税する必要からだった。”

 

出典:“預金封鎖”もうひとつのねらい - NHK 特集まるごと

 当時、日本では戦争の度に国債を発行しては国民に買わせていました。しかし、国が国債を返済できないくらいまで規模が大きくなってしまったのです。そこで、えげつない方法ですが1.預金封鎖して、2.その間に国民の資産を把握、3.えげつない財産税ドーンって感じみたいです。

 

【当時の財産税のえげつなさ】

◆財産税の税率
1500万円超 90%
500万~1500万円以下 85%
300万~500万円以下  80%
150万~300万円以下  75%
100万~150万円以下  70% 

 

出典

預金封鎖、インフレ、財産税、富裕税、富裕層の資産が収奪される流れ | ゆかしメディア | 1

 みなさんのお持ちの預金はいかがですか?何十万になりましたか?

 

政治課題は解決できたか?

できませんでした。当時は、前述の戦争・国債ループでインフレだったのですが、預金封鎖をもってもしても解決にはなりませんでした。

国民がシコシコ買っていた国債もインフレが進み小売価格が終戦時約80倍にも達していたため払い戻しの国債は紙くずになってました

 

 

 

現代版「預金封鎖」に備える

じゃあ僕たちはどうしたらいいのか?考えてみました。

 

・海外の資産を持っておく

たとえば、物価の安い国で、その国の名義で資産を持っておくというのも手です。ただ、コレをサラリーマンがやろうとすると大変ですよね。

 

・衣・食・住を自分名義のもので揃える

たとえば、ワンルームマンション等に「将来自分が住んでしまえ」という考え方で投資してみる。物理的に食料を備蓄する。といった方法が考えられます。

 

・外国の視点では価値のあるものを所有する

たとえば、「金」など有形だったりで「外人相手だったら買ってもらえる資産」を保有するというのもありかと思います。

 

 

 

まぁ、僕自身なんか金融関連に詳しいとかじゃないので、自分なりに調べて考えた結果です。「ここは違う!」「お前は間違ってる」とかあればぜひ教えて下さい。

 

ここでめっちゃ叩かれて、結果的に自分が預金封鎖に耐えられれば安いです。はい。