景気循環?をプロはどこで判断するのか
個人として株を扱っていて、絶賛不調のどうも僕です。もちろん今回の中国の官製相場やギリシャの問題でいい感じに資産が含み損を発生させています。
とはいっても、それは外国の問題を引きずっただけの話でして正直僕達の生活にはどこ吹く風でございます。で、まぁ相場を生業にしている方が注視してる指標は何か?って話を一つ。
景気回復の指標は金利
まぁ言ってしまえば、金利という話です。
30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio - YouTube
まずは、こちらを見てください。すごい勉強になります。
動画を作った投資家Ray Dalio(レイ・ダリオ)さんというのは、顧客向けのプレゼンの場でストリッパーを呼んだりしてシティグループを困らせた逸話のある方で、ご自身ではブリッジウォーターというヘッジファンド(運用資産総額が719億ドル)を創業された方です。
始めて投資したのは12歳の時で、300ドルを元手に航空会社を買いました。(その後、3倍近く上昇し売却)
動画の中半に借り入れと金利がどのように経済を刺激するのか?という部分を見ていただくと分かるのですが、プロは基本的に金利を景気指標というか「景気刺激策の評価値」と見ているようですね。
景気を支配している「クレジット」
動画の冒頭で、借金についての説明があります。
簡単に言ってしまうと「借金をするとことで、実力以上の設備投資ができる」からブーストがかけれますぜ。って話です。相場が長い目で見た時に細かく上げ下げを繰り返しながらゆったりとした波の形を描くのは”借りてブースト”と”借金返済”という2つの場面があるからです。
ただ、これらの借金について動向を個別に正確に把握することは難しいので、中には正しくない使い方をする人もいる訳です。で、政府が借金返済へと舵取りをした際に破裂する場合があるという事です。
いろいろ考察
動画の最後にあるように競争力の維持とかがキーワードのようですね。
動画の節々に出てきている作者の主張に対して裏付けを自分なりに検証してみるというのも大変勉強になりそう。
単純に鵜呑みにするのなら、金融資産を持つ人は政府によって救われる、政府は民間へお金を流すときに金利を調整する、政府でさえも自己破産的な対応を取ることがある、民間人の賃金を上げるのは最後
って言ったところですかね。うーむ。