取手で僕と握手!

男、25歳。電話営業マン。起業を企む元無職。取手住み。

「過払い金請求」について、30過ぎ&結婚したサラリーマンは最低知っておくべき話

今回の話は結構必見です。知っている人が少ないと思いますが、2010年にグレーゾーン金利が撤廃されてから、5年が経ちました。実体験としてカードローンの過払い金請求を行ったので書きます。

 

34歳の中堅サラリーマンで俺の先輩に当たる人が300万近くの現金を手にする話です。

 

逆に言うと、2010年頃前に契約して使い始めた消費者金融のカードローンについては過払い金部分がある可能性があります。つまり、現在進行中で返してようが前に完済してようがお金が返ってくる可能性があります。

 そもそもどんなお金が返ってくるのか?

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このグレーゾーン金利に関して、裁判所は、債務者に有利な方向で解釈する姿勢が強く表れている。

グレーゾーン金利 - Wikipedia

グレーゾーン金利については、上の図のとおりです。2010年にグレーゾーン金利についての取り扱いが「お上公認のイケないこと」になったため、大義名分ありきの過払い金というものが発生するようになりました。

 

刑罰に触れない程度にはきっちり度を超えた利率について、「無効」になったためグレーゾーンに当たる金利を取らなかった形で計算しなおしてカードローン利用者に返せ!ってなりました。

 

これは、そもそも18%とかの金利で借りていた形で計算しなおしてとり過ぎていた分は全額返せ!っていう消費者金融側に慈悲もないお上のお達しなわけです。今では、弁護士側でも様々な事例が蓄積された結果、鉄板ネタになりつつあります。

 

 

僕が関わったケースは先輩社員のもの

平成20年に結婚した先輩。といっても大先輩なわけだけども、営業マンとしても大変ご活躍されており今も第一線で頑張っておられます。というか元上司です。

 

で、今が平成27年なわけですから7年前ですよ。結婚というタイミングできちんとけじめをとって消費者金融(カードローン)の類を全部「残債0」にしたわけです。

 

で、この完済した過去の借金について「過払い金」がめっちゃくちゃありました。

 

 

当時の、具体的な、契約の証拠を消費者金融側がもってることもあり、弁護士を通して情報開示を行って任せていくのが結果的にも最善策な気がします。

 で、こんな感じのよくあるやつで相談しました。

借金問題で実績のある「おしなり法律事務所」

 

相談してわかったことは

過去に一度「残債0」にして1年位時間がたったものは過払い金請求できなかったり

でもそれが、ATMをつかって同じカードを使って借りてたら連続した取引として認められたり

とそこら辺は専門的すぎて素人向けではなさそうです。

 

弁護士さんも

「ココらへんは消費者金融側がどういう証拠を持ってるかで変わる」

「裁判で争うと1年位はかかるし、負ける可能性が払拭できないなら和解がいいと思う」

 

 

「で、和解の場合でも1-2ヶ月で300万はいけそうですよ

 

 

「弁護士報酬も取り立てた金額から差っ引くのでいただかない」とのことで、相談時にお金もいらなかったです。しかも千葉県の柏駅近くで相談出来ました。

 

ちなみに、争うとMAX1500万位はいけそうだったみたいです。ただ、そうすると消費者金融側も本気の弁護士を用意してくるため負ける可能性も大きくなるって言ってました。

 

結果として300万が入金される

営業という職業柄なのか信用枠もかなりあったので過払い金は合計300万が確定しました。これが、きちんと法律に則って某ア○ムとかプロ○スとかから返ってきます。あとは口座に入金されて終わりとのこと。

・相談にのって1ヶ月位見込額の説明が電話で

・相談から5ヶ月位入金の連絡

と、なかなかスムーズにいきました。

 

過払い金請求のデメリットは少ない?

過払い金請求や債務整理のデメリットはひとつ。相手方にたった消費者金融からお金が借りにくくなる。というものです。

 

最初はやりとりする時間がネックになるかも?と思いましたが、そんなことはなく相談した後は、結果報告の電話があって「お金が戻ってきます」で口座に入金されて以上終了でした。

 

【続編】

toride.hatenablog.com