取手で僕と握手!

男、25歳。電話営業マン。起業を企む元無職。取手住み。

貸し株の使い方、グロース投資と合わせて評価益と金利収益の2つを狙う

ということで、最近ボクがやってる貸し株金利を使った投資手法の研究報告です。

おかげ様で、イケダハヤト先生にもツイッターでちょこっと話に触れていただきました。

 

①貸し株という制度を使って、日銭も狙いつつ。

②グロース投資の視点で選定して、評価益も狙おう。という戦略です。

 僕の基本は割安投資

ということで、このページしか見てない人もいると思うのでざっと概要に触れておくと、僕の基本的な戦略は「割安株投資」です。

 

巷でよく言われる割安株投資と違う点は、割安の判断を直近3,5年の底値を基準に考えている点です。

※詳しくはこちら

toride.hatenablog.com

 

企業の実力と株価が乖離していて割安になっている株を買うというのが僕の従来からの戦略であり、独立するための資金を育んでくれたアイディアです。

 

 

割安銘柄投資とグロース投資の関係

で、今回は「グロース投資」という言葉を使っています。前述の通りで、僕は割安株投資をしているのですが、今回の貸し株の戦略上ここで割安銘柄を選定する事は難しいのでグロース投資の視点で銘柄を選んでいます。

 

グロース投資とは、これから大きな成長を期待できる銘柄に投資をする方法です。

割安株が単に「安い株」を買うのに対して、グロース投資では「将来大きくなるから今は割安」という時間の概念が入っている点が違います

 

※参考

matome.naver.jp

 

「貸し株」の金利は高く、定期預金的な運用も?

で、最近ボクのツイッターでも言ってる。「貸し株」についてです。

貸し株とは、保有している株を証券会社へ貸しだすことで金利収入を得られる仕組みです。

金利収益も、日割りで計算されて金額が確定されるので売買はいつでも出来ます。

 

つまり、長期保有してる銘柄でも金利収入を毎日受け取れる仕組みを作れるということです。

 

 

某イケダハヤト先生もあんまり金融商品好きじゃないみたいですね。

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実は、けっこうミーハーなんでRTされると嬉しい。

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「株がなんだか怖そうだ」という人は、まずはきちんと株ってなんなのか?どうして割安株戦略とか長期投資とか、グロース投資って考え方が生まれてきたのか?とかよくよく勉強してから貸し株を上手に使ってみることをおすすめします。

 

で、気になる金利ですが…

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証券会社ごとに違いますが、年利20%を超えている銘柄もあります。

 ___

例えば、1000万円を20%の貸し株で運用して、評価益がでなかったとしても

1000万×20%=200万円

 

200万円の貸し株金利は「雑所得」になるので、税金が20%、つまり80%が手残り

200万円×80%=160万円

 

年間160万円の収入ということは、1日あたり

1,600,000円÷365=4,383円

 

1月を30日と考えたら

4383×30日=131,490円

 ___

ということで、1000万円を20%の貸し株金利で運用できたら月13万円を金利収益で出せる可能性があります。

ただ、ここでは単純化するために評価益を無視してますが、実際は評価損を抱えて時価総額が下がって金利収入も減るという悪い可能性もあります。

 

 

貸し株戦略の課題

この投資戦略の最大のネックが、評価損を抱えないで長期保有ができるのか?という点です。

 

誤解を恐れず言えば、長期保有をうたうファンドでも投資する企業群は同じだがその時その時で、「儲かった銘柄から益出し」「評価損を抱えた銘柄を割安と判断して買い増し」というサイクルを行っています。

 

つまり

貸し株金利の戦略は、グロース投資と掛けあわせて使えますが銘柄を完全固定しなくちゃいけないという制約も受けます。

評価損が出ても血を垂れ流しにしなくてはいけない可能性があります。

 

実験してみたら、そんなにネックじゃない気もしてきた

先ほどの20%金利銘柄である「ガーラ」と「日本コンピューター」を選択

 

180万円近くのお金が20%の金利運用されてます。

一方で、約6万円分の評価益も現時点では発生中。

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僕の全体の資産の推移としてみても、前日比10万円の増加で推移中。

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実際に投資を行って気づいた点も多かったので、次回はそこらへんも書きたいと思います。

とりあえず、貸し株&グロース投資の経過報告は以上です。

 

 

おまけ

きちんと古典的な投資戦略を勉強したいなぁという方にはここらへんが入手しやすくていい本だと思います。本屋さんでも普通に売ってます。

 

※古典的で実用性のある投資戦略と、実際の運用時に感じるジレンマについて書かれています。「有望株の選び方」というよりかは「これが正解だと言われてるけど、もっと上手にできないかな?」っていう気付きを教えてくれるいい本です。自分で投資戦略を考えられる地頭が鍛えられます。

これならできる!有望株の選び方

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 ※低位株:「株価が低く買いやすい銘柄(企業実態に則して割安というわけではない)」を活かした投資戦略について一つの戦略についてじっくり書かれている。個人投資家資金サイズは300万以下であることが多いと思われるので、ゲリラ的に立ちまわるという逆境への挑戦について書かれている。課題に対して、どのようにブレイクするーできるか?を考える癖が付けられると思う。

 

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