これから始める人、資産運用をしたい人への株の話
僕は大学生のころから本格的に株を触るようになってきて、ようやく「株だったらちゃんと運用として回せるな」って思えるようになってきました。ざっと経歴で言うと6-9年ほどになります。
今日は、株で儲かるようになって分かったこと、儲けるための考え方、何が利益を出せるようになったポイントだったかなんてことを伝えられたらと思います。
割安な銘柄が分かるのと、上がるタイミングを知るのは別の技
まず、株で儲かるようになってわかったのが、割安な銘柄を探すノウハウと株価が上がるタイミングを見計らう技術は別物で割安な銘柄を探す方が圧倒的に楽だという事です。
素人というか、「株なんか何が上がるかなんてわかりゃしない」っていうタイプは殆どこの銘柄を探す技術とタイミングを見計らう技術をごっちゃに考えてる傾向があります。
正直、僕は割安な銘柄を探る術しか知らないのですが、安い株を定価で売るだけでも利益は出ます。もちろんタイミングを計る方法も知ったほうがいいと思うのですが、僕の経験上だとコレはもう場慣れしないと身につかないので初心者の方にこれを得ろというのは酷だと思います。
上場企業は財務データが公開されており、分析がしやすい
僕の投資スタイルは「割安な銘柄を、定価で売る」というだけのシンプルなものです。大学では会計学を専攻していたのもあり、財務分析(企業分析)のノウハウがあったので自分なりに割安な銘柄を探す考え方が身について居たのだと思います。
まず、起業の財務データに関しては企業のHPでIR情報としてアップされていることが多いです。また、EDINETを使えば規則で提出することが決まっている「有価証券報告書」を見ることでも詳しい財務データを知ることができます。また、セグメント情報には事業部ごとの売上高等が見れる場合もあるので有価証券報告書を読めるようになれると理想だと思います。
※EDINETは、金融商品取引法にもとづいて電子開示を行う金融庁管轄のサイトになります。
正直、簿記2級程度の財務分析を行えるだけの知識があれば割安な銘柄という概念を自分なりに持つことができるかと思います。ただ、この作業自体は証券会社のスクリーニング機能を使って行うので”スクリーニングノウハウを身につけたほうが良い”といったほうが適切かもしれません。
3分程の動画なので、正直なところざっくりしすぎな部分もありますが後半の「自分なりの戦略を考えるためにスクリーニングが必要」という解説は確信的だと思います。
12シリーズ程で、財務指標について分かりやすいのでオススメです。他の動画のように胡散臭い変なセミナーとかの案内が無いのでいいと思います。
実力に反して、割安な銘柄であればいずれ上がる
僕が株で利益を出せる本質的な考え方がこれです。いい会社なのに評価が追い付いていない銘柄を買うことが僕が株で儲けてる本質的な戦略です。
・現金等の保有額が多く、トラブル対応や新戦略の立案が期待できる
・売上高が拡大しておりシェアが育っている、単価が上がった際に恩恵を受けやすい
・株価が1-2年程の尺で見た場合に割安圏にある
だいたい上記のような条件をスクリーニングする際に意識して銘柄選別に活かしています。一番最初に書いた通り、割安な銘柄を選ぶのと上がるタイミングを知るのは別の知識というか技術です。
ただ、持論ですが銘柄選別を誤らなければ大きく間違うことも少なく、また予想に反して下がり続けた場合なども理由が分かりやすいというのが僕がこの戦略で長らくやってきた体感です。
銘柄選びは、結局「自分がほしい銘柄」を「スクリーニング条件」に反映する技術がモノを言うと思います。無料で勉強できるサイトやセミナーなんかも多いのすが「ちょっと怪しい業者かもしれないぞ」って前提で参加してみるのも得られるものがあるかもしれません。
慣れないうち等はあんまり使用頻度の低いメールアドレスなどで無料の投資情報メルマガのような怪しい感じのサービスに登録してみるのもいいと思います。
最後に適当に株式投資関連のヤツを置いておきます。
FP協会の継続研修ツールとしても使われているFortune Mapを3000円で体験できるセミナー。
前職で日興証券(現、SMBC日興証券)でキャリアを積んだ藤井さんのコラム等が読めるらしいです。
上記のものなら比較的防衛線を張りながら感覚を覚えられるかと思いますので、これから株とかやる人は参考にしてみてください。